1年に1回、1年分の味噌づくりをすることにしています。
そろそろ手持ちの味噌がなくなるかな、というころ次の味噌を仕込みます。
うちの手前味噌は麦味噌。
ずっと実家の宮崎で作り続けているレシピで (といっても大したことないけど・・・)、
量が多いのを除けば、材料はいたってシンプル。
内訳はこんな感じです。
実家辺りのスーパーで、普通に売っている麹一袋、
丸麦20㎏、
大豆7㎏に、塩5㎏から茶碗一杯を除いた分、
それにお神酒をコップに一杯。
分量が分量なので、煮炊きには結構時間を取られます。
この日と決めた、好い日の前日に、丸麦を20㎏全部水に浸しておき、
翌日は朝から蒸し器で丸麦を一気に蒸していきます。
それでも、3回は同じ工程を繰り返すので、待ち時間には火を囲んでおしゃべり・・・!
全部が蒸し上がったら、人肌に冷めた麦と麹を手でよく混ぜ合わせ、毛布にくるんで寝かせておきます。
今回は暖かい日が多かったので、翌々日にはもう麹の良い香りが部屋に満ちてきました。
それを合図に大豆をまた一晩、たっぷりの水に浸しておきます。
翌日は大豆を軟らかく煮ます。
「どのぐらい軟らかく」 かというと、一番力の入りにくい親指と小指でつぶせるぐらいになったら、出来上がりとします。
最後は、麹の回った丸麦と煮あがった大豆、塩、お神酒を加え、
よくよく混ぜて空気を抜きつつ樽に詰めたら、全てが程よくこなれるのを待つのみ!
ずっと味が変わり続けていく味噌ですが、
私は熟成した味よりも、まだ白くて若い味噌が好きです。
どんな仕上がりになるか、楽しみだなあ。
ブログ担当:mattu