その他
木曽石を使った石積です。既存樹木の間に雛壇状に三段に分けて積み上げています。
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くど楽庵
土を積み重ねる版築工法で造りました。版築ならではの地層を思わせる模様が美しいかまどです。 バーベキューはもとより、蒸したり煮たり・・・・窯…
再利用品もあるため、小さいサイズも活かせるように幾何学模様にしてあります。 同じパターンに陥らないように、それでいて、リズムを感じられるよ…
木曽石は斫った(はつった)痕が見えないように積むので、もともとの石の形や面を慎重に選びます、ここでは3段の石積みなので角石(すみいし)も多く、とくに石選びが重要になってきます。
クレーン作業の不可能な現場なので、既存の木々とワイヤー、滑車、ウインチなどを使い石を吊り上げたり運び込んだりする仕掛けを作って作業を行います。
既存の木が多くあるので、それらをうまく避けて配置してあります。
角石(すみいし)として使える石は限られています。
既存の木を避けるためにも角部分がでてくるのでなかなか難しいところです。
布積み(ぬのづみ)という積み方で、石の目地が横方向に通っていく積み方です。見た目も落ち着いた印象がありますが、裏込めの栗石(ぐりいし)を咬み合わせたり突き固めていくのにも作業性がいいように感じます。