宮崎県と聞くと、綺麗な海を連想される方が多いかと思いますが
私の実家は海からほど遠いえびの市というところです。
地理的なことから発達したのか、鯉料理屋さんが多い場所です。
スーパーは今でこそ海の魚がたくさん並ぶようになりましたが、
私が子供のころは、川の魚、ニジマスや鯉がよく売ってありました。
先日、突然実家から大量のニジマスと鯉が送ってきました。
あまりにもたくさんのニジマスなので、近所の友人を呼んで、庭で火を熾し(おこし)急遽「川魚パーティー」をすることに!
ニジマスは塩をびっくりするほどまぶして、ただただ炭火で焼くだけですが、
大人も子供も何匹も食べられるほどのおいしさでした。
鯉は酢味噌でいただくお造り。
子どもたちが酢の味が嫌だというので醤油で食べてみたら、淡白な旨味が消えてしまう気がして、
やはり昔から食べられてきた酢味噌が合うんだなあと感心しました。
鯉のアラはゴボウとネギとショウガでゆっくりコトコト煮込んで、最後に味噌を入れ、濃いめに仕上げた鯉こくに。
とにかくそれ以外は入れないこと、との忠告を守りなかなかの出来栄えに仕上がりました。
余談ですが、産後のお乳が出ない時、鯉こく(鯉の味噌汁のこと)を食べると良いと聞きます。
私は普通の出だったのですが、産後良いからと頂いたら、
おっぱいが四角になるほどパンパンになり大変な思いをしました。
川魚パーティー、
作ることと食べることに夢中になって写真をアップできないのが残念です。
ブログ担当:mattu